環境・気象・植物計測機器

ミニディスク インフィルトロメーター
不飽和透水係数測定装置

ミニディスク インフィルトロメーター 不飽和透水係数測定装置

重い研究用器具の持ち運びは不要 広大な調査範囲にわたって、土壌の浸透や不飽和透水係数を理解するのは困難です。土壌の空間的変動が大きければ大きいほど、より多くの測定を行う必要があるからです。従来のテンション式インフィルトロメーターは重く、複雑で、熟練者でなければ作動させることが難しいため、測定が制限されます。そのため、もっと簡単に使えるものが必要です。低価格で超小型のミニディスク インフィルトロメーターをご紹介します。

複雑さをシンプルさで解決

ミニディスク インフィルトロメーターは、より少ない時間、労力、費用でより多くのデータを得ることができるため、研究現場の全体像をより正確に把握することができます。セットアップが非常に簡単でコンパクトなため、現場での測定に最適です。ペットボトルの水と一緒にバックパックに入れ、どこへでも持ち運びできます。世界中の何千人もの科学者が、土壌の疎水性、浸透、灌漑システムの設計、侵食リスクの評価、森林火災が土壌に及ぼす影響の度合いといった複雑な問題を理解するために、ミニディスク インフィルトロメーターを利用しています。

簡単な2つのステップで不飽和透水係数を測定

ミニディスク インフィルトロメーターは、不飽和透水係数と浸透速度を最も迅速に、簡単に計測できるように開発されました。複雑な設定はありません。貯水容器を水で満たし、吸引を設定し、浸透測定を開始するだけです。浸透ディスクをあらかじめ飽和させる必要もありません。

納入実績

行けない場所はない

ミニディスク インフィルトロメーターはとても小さく、コンパクトであるため、バックパックに入れることができ、アクセスが困難な場所にも簡単に持ち運ぶことができます。現場への水の運搬を心配する必要もありません。吸引率の調整と多孔質の焼結ステンレス製ディスクにより、信頼性の高い不飽和透水係数の測定が可能です。それだけでなく、電子部品や可動部品がないため、これほど低コストかつ低メンテナンスなシステムを他に探すことはできないでしょう。

物事の価値は大きさではない

より少ない時間や労力、専門知識、費用でより多くの測定を可能にするミニディスク インフィルトロメーター。これを活用して、変動の大きな不飽和透水係数の全体像をより正確に把握しましょう。ミニディスク インフィルトロメーターは、あなたの測定作業を簡素化します。 このような製品は他にありません。

特長

  • 不飽和透水係数と浸透速度を迅速に測定
  • コンパクトでシンプル
  • 迅速なセットアップ
  • 明解な計算
  • 信頼性が高い

技術仕様

物理的仕様

寸法
高さ 32.7cm
直径 3.1cm
貯水容器
容量 95mL
サクション範囲
最小 0.5cm
最大 7.0cm
マリオットチャンバー
容量 40mL
ステンレス鋼ディスク
高さ 3.0mm
直径 4.5cm

その他

コンプライアンス
EM ISO/IEC 17050:2010 (CE Mark)

ダウンロード

ユーザーマニュアル(英語)
マクロスプレッドシート(XLSX)

よくある質問

土壌構造はK値にどのような影響を与えるのでしょうか? それらはどのように関連しているのでしょうか?
土壌構造と土壌の集合体の安定性は、透水係数の値に大きな影響を与えます。形成される土壌構造の種類と強度によっては、土壌内にマクロポアがより多く発生し、土壌構造が貧弱であったり構造がなかったりする場合よりも多くの水が透過するようになります。
実際の現場条件下で、水平方向の透水係数をどのように測定しますか? 垂直方向の透水係数から水平方向の成分をどのように分離しますか?
これは、飽和または不飽和の透水係数を測定しているかによって異なります。 飽和透水係数については、現場で測定しようとすると難しい場合があります。理論的には、現場からサンプルを採取して研究室で測定すれば、水平と垂直の透水係数は同じになるはずです。これらの要素は補正されるため、流れが垂直か水平かにかかわらず、透水係数は変わりません。もし現場で不飽和透水係数を測定し、水平と垂直の位置でどのように変化するかを調べたいのであれば、グリッド状に配置したテンシオメータと含水率センサーで水の動きと水ポテンシャルの変化を観察することで、それはおそらく可能となるでしょう。
森林火災に伴う土壌の高温化は、短期間の不飽和透水係数にどのような影響を与えますか?
森林火災に伴う高温で発生する土壌の疎水性効果により、土壌の不飽和透水係数に大きな影響が現れると予想されます。この分野の専門家もいます。米国森林局の研究者は、この質問に対する素晴らしい相談相手となるでしょう。特にPete Robichaudは、このトピックについて何か考えを持っているかもしれません。
研究室ではK2は下から上への測定値です。水がサンプルの上から下へと移動する場合、Ksは同じになるでしょうか?
計算が正しく行われていれば、水の浸透がサンプルの底面からか、または上面からかを問わず、結果に違いは生じないはずです。

ケーススタディー

Can wastewater save the United Arab Emirates drinking water?(下水処理水はアラブ首長国連邦の飲料水不足を解決できるか?)
Assessing erosion risk after forest fires(森林火災後の浸食リスクの評価)

希望小売価格

¥82,500(税別)